民法物権入門シリーズは、所有権・占有・共有といった基本原則から、物権的請求権と物権変動、不動産・動産の対抗問題、即時取得まで、物権法の全体像を体系的に学べる講座です。司法試験・予備試験対策として、条文と重要判例を基礎から積み上げて理解できる構成になっています。
所有権の意義や取得原因、占有の成立要件と自主占有・他主占有の区別、共有・合有・総有の違いと持分権の内容、共有物の分割方法までを、令和3年改正も踏まえながら条文に基づき整理して解説します。基本から応用まで、段階的に理解を深められるように解説しています。
物権的請求権の意義と根拠、返還請求権・妨害排除請求権・妨害予防請求権という3類型の内容、行為請求権か忍容請求権かという論点、意思主義による物権変動の仕組みまでを条文に基づき整理して解説します。予備試験・司法試験の論文式試験対策としても押さえておきたい内容です。
不動産の二重譲渡における対抗要件としての登記の意義、民法177条の第三者の範囲や背信的悪意者からの転得者の扱い、取消し・解除・時効・相続と登記の関係までを判例に基づき整理して解説します。初学者の方にも分かりやすいよう、具体例を交えながら整理しています。
民法178条が定める動産の対抗要件としての引渡しの四類型、占有改定や指図による占有移転の意義、動産譲渡登記や明認方法による立木の公示方法までを条文と判例に基づき整理して解説します。条文の趣旨から丁寧に確認し、答案作成にも活かせる形で整理しています。
民法192条が定める即時取得の意義と五つの成立要件、占有改定では即時取得が認められないという判例の立場、盗品・遺失物における回復請求権や代価弁償の制度までを条文に基づき整理して解説します。重要判例の考え方も踏まえながら、体系的に理解できる内容になっています。