民法総則入門シリーズは、権利能力・意思能力・行為能力の基礎から、法律行為と心裡留保、通謀虚偽表示、錯誤、詐欺・強迫による取消し、代理・無権代理、表見代理、時効まで、民法総則の重要論点を整理する講座です。予備試験・司法試験の論文対策にも役立つ内容です。
権利能力・意思能力・行為能力という3つの能力概念それぞれの意味と違い、未成年者・成年被後見人など制限行為能力者制度の仕組みを、条文に基づき基礎から丁寧に整理して解説します。各能力の要件や効果の違いを明確にし、論文試験の基盤となる知識を養います。
法律行為・意思表示の基本構造と、民法93条が定める心裡留保の要件・効果、相手方が悪意の場合と善意の場合それぞれの処理の違いを、条文と判例に基づき体系的に整理して解説します。重要判例の考え方も踏まえながら、体系的に理解できる内容になっています。
民法94条が定める通謀虚偽表示の要件と当事者間の効果、94条2項による第三者保護の趣旨と「善意」の意味、保護される第三者の範囲という3つのポイントを丁寧に整理して解説します。基本から応用まで、段階的に理解を深められるように解説しています。
民法95条が定める錯誤の要件と、表示錯誤・動機の錯誤それぞれの違い、表意者に重過失がある場合の取扱い、第三者保護規定までを、改正法に対応した内容で整理して解説します。予備試験・司法試験の論文式試験対策としても押さえておきたい内容です。
詐欺による取消しと強迫による取消しそれぞれの成立要件の違いと、第三者による詐欺の場合の相手方の主観要件、詐欺と強迫で異なる第三者保護の規律を条文に基づき整理して解説します。初学者の方にも分かりやすいよう、具体例を交えながら整理しています。
代理行為の効果が本人に帰属するための3つの成立要件と、代理権のない者が行った無権代理の効果、本人による追認や相手方に認められる取消権との関係を条文に基づき整理して解説します。条文の趣旨から丁寧に確認し、答案作成にも活かせる形で整理しています。
代理権授与表示による表見代理・権限外の行為の表見代理・代理権消滅後の表見代理という民法109条・110条・112条の3類型それぞれの要件の違いを整理し、論文対策まで解説します。重要判例の考え方も踏まえながら、体系的に理解できる内容になっています。
消滅時効・取得時効それぞれの要件と、時効の援用が持つ意味、完成猶予・更新という時効の進行を止める制度の違いを、改正法の条文と図解を用いて分かりやすく整理して解説します。基本から応用まで、段階的に理解を深められるように解説しています。