【社会人必見】予備試験の予備校9社の徹底比較と失敗しない選び方

目次

この記事を読んで理解できること
- 予備試験の予備校・通信講座主要9社の費用や特徴
- 【一覧表】予備校・通信講座9社を徹底比較
- 社会人が予備校選びで見るべき5つの基準
- 社会人の予備試験対策に「ヨビロン」をおすすめする理由
あなたは、
- 予備試験の予備校はどのようなものがあるのか知りたい
- 各予備校の費用や特徴を比較したい
- 社会人に適した予備校選びの基準を知りたい
とお考えではありませんか?
社会人が予備試験合格を目指す場合、限られた時間で効率的に学習できる予備校・通信講座の選択で悩む方は多いのではないでしょうか。
結論からいうと、講師の合格実績と教材の質を最重視し、自分の学習スタイルや予算に合った予備校を見極めることが不可欠です。
そのためには、各予備校の特徴や費用を客観的に比較し、社会人特有の制約を考慮した選定基準に沿って検討することが重要になります。
この記事を読めば、主な予備校・通信講座9社の具体的な費用や特徴と、社会人が予備校選びで重視すべき基準が分かり、自分に最適な学習環境を選択できるでしょう。
具体的には、
1章で予備試験の予備校・通信講座主要9社の概要
2章で予備校・通信講座9社の比較表
3章で社会人が予備校選びで見るべき5つの基準
4章で社会人の予備試験対策に「ヨビロン」をおすすめする理由
について、詳しく解説します。
客観的な情報を基に最適な予備校を選択し、予備試験合格に向けて効率的な学習をスタートしましょう。
なお、独学で予備試験に挑戦したい社会人の方は、以下の記事で科目別の勉強法まで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
社会人が予備試験に独学で合格する方法!科目別の勉強法も徹底解説
1章:予備試験の予備校・通信講座主要9社の費用や特徴
予備試験対策のための講座がある予備校・通信講座の中でも、受験生の利用が多いものとして挙げられるのは、以下の9社です。
- 伊藤塾
- アガルート
- 資格スクエア
- BEXA
- 加藤ゼミナール
- LEC東京リーガルマインド
- スタディング
- 辰巳法律研究所
- スクール東京
ここでは、それぞれについて具体的な講座名や費用、その他の特徴を説明します。
なお、いずれの予備校・通信講座も目的別に複数の講座が用意されていますが、この記事では、特に基礎から論文まで総合的に対策できる講座を紹介します。
1-1:伊藤塾
伊藤塾の概要は以下のとおりです。
伊藤塾は、1995年に開業した大手予備校の一つになります。
価格が比較的高額である分、講義内容が充実しており、高い合格実績を誇る点が特徴です。
上記の講座のほか、短答対策や論文対策に特化した講座や科目ごとの講座なども用意されています。
1-2:アガルート
アガルートの概要は以下のとおりです。
アガルートは2015年に開校した通信講座専門の予備校です。
予備試験合格者の講師が在籍しており、バーチャル校舎サービスで双方向コミュニケーションを可能にするなど、受講生のサポートに力を入れています。
上記の講座のほか、低価格で提供しているライトカリキュラムや、中上級者向けカリキュラムなども用意されています。
1-3:資格スクエア
資格スクエアの概要は以下のとおりです。
資格スクエアは、2013年に開始されたオンライン学習サービスです。
予備試験合格者の講師が在籍しており、予備試験合格者による論文添削などのサービスが受けられます。
上記の講座のほか、短答式試験と論文式試験それぞれに特化した講座や、過去問の解説や添削だけを対象とした講座も用意されています。
1-4:BEXA
BEXAの概要は以下のとおりです。
BEXAは2015年に設立された、司法試験・予備試験対策講座の配信プラットフォームです。
一般的な予備校や通信講座とは異なり、各講師が販売する講座の中から、自分で選択して購入するシステムとなっています。
2025年6月時点で120個の講座が販売されており、基本的には、科目ごとの講座などを自分で組み合わせて購入し、自分で学習を進めるスタイルがメインになります。
1-5:加藤ゼミナール
加藤ゼミナールの概要は以下のとおりです。
加藤ゼミナールは、2021年に開校した司法試験・予備試験のオンライン予備校です。
比較的新しい予備校ですが、司法試験の合格者数では確かな実績をあげている点が特徴です。
上記の講座のほか、論文対策や問題演習、過去問解説単独の講座や、各種セットプラン、選択科目の講座なども用意されています。
1-6:LEC東京リーガルマインド
LEC東京リーガルマインドの概要は以下のとおりです。
参照:LEC東京リーガルマインド「司法試験・予備試験 入門講座」
LEC東京リーガルマインドは、1979年に設立された資格試験対策の老舗予備校であり、司法試験対策においては45年の指導実績を持っています。
通学講座と通信講座の両方を提供しており、自習室が利用できる点が特徴です。
また、校舎によっては、予備試験合格実績のある講師からの指導が受けられます。
上記講座のほか、学習経験者向けにハイレベルな演習をおこなう講座なども用意されています。
1-7:スタディング
スタディングの概要は以下のとおりです。
スタディングは、2008年にKIYOラーニング株式会社が運営開始した、オンライン特化型の通信講座サービスです。
他社と比較して、圧倒的に低価格である点が一番の特徴ですが、予備試験合格実績のある講師も在籍しています。
上記の講座のほか、基本講座や論文対策のみの販売や、選択科目の講座なども用意されています。
1-8:辰巳法律研究所
辰巳法律研究所の概要は以下のとおりです。
参照:辰巳法律研究所「予備試験 法律基礎講座 基礎集中講義2026」
辰巳法律研究所は1973年に設立され、司法試験の受験指導機関として約50年の歴史を持つ老舗予備校です。
辰巳法律研究所が実施する答練と模試は、受験生に高い人気があり、予備試験合格実績のある講師も在籍しています。
上記の講座のほか、答練も含めて120以上の商品が販売されており、科目別の強化なども可能です。
1-9:スクール東京
スクール東京の概要は以下のとおりです。
スクール東京は、2009年に設立した、司法試験・予備試験を専門とする個別指導予備校です。
現在は、主にインターネットテレビ電話で個別指導や少人数制ゼミを実施しており、予備試験の合格実績のある講師も在籍しています。
上記の講座のほか、答練や短答のフォローゼミなどを実施しています。
2章:【一覧表】予備校・通信講座9社を徹底比較
これまで紹介した予備校・通信講座9社の講座費用やサポート内容などについて、以下のとおり一覧表にまとめました。
3章:社会人が予備校選びで見るべき5つの基準
社会人が予備試験対策の予備校を選ぶ際は、限られた時間と予算の中で最大の学習効果を得るため、明確な判断基準を持つことが大切です。
なお、各予備校が公表する合格実績には、他講座やロースクールとの併用者も含まれる場合があるため、それだけで選ぶのはおすすめできません。
よって、以下の5つのポイントを意識して検討しましょう。
- 自分の勉強法に合っているか
- 自分のレベルに合っているか
- 費用やサポート内容が自分に合っているか
- 講師の合格実績と質は十分か
- 教材やカリキュラムの内容は信頼できるか
それぞれ説明します。
3-1:自分の勉強法に合っているか
まず、自分の学習スタイルに合った勉強法を提供しているかを確認しましょう。
限られた時間で効率よく学ぶためには、自分にとって最も理解しやすい方法で学習できる環境が不可欠だからです。
例えば、「受講方法は通学かオンラインか」「テキストは製本版かデジタル版か」などを検討する必要があります。
通勤時間を活用したい社会人には、スマートフォンで学習できるデジタルテキストが便利ですが、紙のテキストに書き込みながら勉強したい方もいるでしょう。
自分の勉強法に合わない予備校を選んでしまうと、学習効率が下がり合格が遠のいてしまいます。
そのため、無料体験講座などを活用して事前に学習方法を確認し、自分に合った環境を提供している予備校を選択することが重要です。
3-2:自分のレベルに合っているか
予備校選びでは、自分の現在の法律知識レベルに合ったカリキュラムを提供しているかを慎重に見極める必要があります。
レベルに合わない講座を選ぶと、理解が追いつかずに挫折したり、すでに知っている内容を繰り返して時間を無駄にしたりするリスクがあるからです。
法律初学者の場合、全科目を基礎概念から丁寧に説明する入門講座や、法律用語の解説が充実した教材を選ぶべきです。
一方、学習経験者や法律関連の他資格保有者の場合、苦手科目の強化や論文対策に重点を置いた講座の方が効率的に学べます。
多くの予備校では、受講前のカウンセリングや相談サービスを実施しているため、これらを活用して自分に最適なコースを見極めましょう。
3-3:費用やサポート内容が自分に合っているか
受講費用とサポート内容のバランスが、自分の経済状況や学習ニーズに合っているかどうかも慎重に検討しましょう。
予備試験対策の講座は数十万円から百万円以上するものまで幅広くありますが、一般的に受講料が安い講座ほど、サポート内容が限定的になる傾向があるからです。
基本受講料だけでなく、追加オプション費用や教材費、模試代なども含めた総額、また、割引制度や合格時の返金制度の有無も確認することが重要です。
例えば、基本料金が安くても、論文添削や質問対応が別料金の場合、最終的には高額になる可能性があります。
サポート内容については、質問対応の頻度、添削指導の回数、学習進捗管理の有無などを自分の学習状況と照らし合わせて検討する必要があります。
仕事との両立で学習ペースが乱れがちな方は、スケジュール調整のサポートやモチベーション維持のためのフォローが充実しているかを1つの判断基準にすると良いでしょう。
3-4:講師の合格実績と質は十分か
予備校を選ぶ際は、講師の合格実績と質が学習効果を左右する重要な要素の一つになります。
不適切な指導により間違った知識を身につけてしまうと、後から修正するのに多くの時間と労力を要するからです。
特に、予備試験での合格実績と合格順位は重要です。
予備試験と司法試験では出題傾向、試験時間、問題の長さ、科目数などが大きく異なります。
司法試験の経験のみで予備試験を教える講師の場合、頻出テーマや対策方法を誤って指導するリスクがあるのです。
また、特に合格順位が上位の講師ほど、効率的な学習方法の指導と出題傾向の分析に優れている傾向があります。
なお、大手予備校では高い実績を持つ講師がいる一方で、合格実績がない講師も混在している場合があるため、注意が必要です。
多くの予備校では講師紹介ページや無料体験講義を公開しているため、これらを活用して講師の経歴が十分か、指導方法が自分に合うかを事前に確認しましょう。
講師の選び方については、以下の記事で詳しく解説しているので、こちらも併せてご覧ください。
【予備試験合格】失敗しない講師の選び方、6つのチェックポイント
3-5:教材やカリキュラムの内容は信頼できるか
教材の質とカリキュラムの構成が、予備試験の出題傾向に必要な知識をしっかりカバーしているかどうかという点も重要です。
教材の質が悪く、カリキュラムが不十分であれば、いくら時間をかけて勉強をしても、合格できる実力は身に付かないからです。
教材の質を判断する基準として、執筆者の実績と専門性、最新の法改正や予備試験の出題趣旨への対応状況、判例の網羅性などが挙げられます。
また、カリキュラムについては、基礎から応用への段階的な構成、実務基礎科目や選択科目への対応、論文対策や過去問演習の充実度などを確認することが重要です。
例えば、最新の判例や法改正が反映されていない教材では、本試験で対応できない可能性があります。
多くの予備校ではサンプル教材の提供や詳細なカリキュラム説明を行っているため、内容が信頼できるものかどうか事前に確認しましょう。
4章:社会人の予備試験対策に「ヨビロン」をおすすめする理由
社会人が効率的に予備試験合格を目指すなら、予備試験に特化した教材「ヨビロン」の活用をぜひ検討してみてください。
「ヨビロン」をおすすめする理由は、以下の4つです。
- 予備試験1桁合格者が制作
- 初見の問題に対応できる独自ノウハウを提供
- 司法試験とは違う予備試験特有の傾向が分かる
- 網羅性の高い業界唯一の論証集
それぞれ説明します。
4-1:予備試験1桁合格者が制作
「ヨビロン」は予備試験で1桁順位の合格者によって開発された教材です。
一般的な予備校では、司法試験の合格経験のみを持つ講師や、予備試験の総合順位が低い講師が指導している場合があります。
しかし、司法試験と予備試験は全く別物なので、そのような環境では確実な合格方法を学べません。
一方、「ヨビロン」は予備試験で圧倒的な成績を収めた合格者の学習戦略がそのまま教材化されているため、本当に必要な知識と効率的な学習方法が学べます。
特に社会人受験生にとって、限られた時間で最大の効果を得られる学習方法を知ることが極めて重要です。
「ヨビロン」なら、実際に1桁合格を実現した制作者と同じレベルの実力を、効率的に身につけられます。
4-2:初見の問題に対応できる独自ノウハウを提供
「ヨビロン」の最大の特徴は、本番で初見の問題に対応するための独自のノウハウを学べることです。
予備試験は紙面が限られ、試験時間も短いため、一般的に出回っている長い論証の暗記や切り貼りでは対応できない場合があります。
そのため、どのような問題にも応用できる汎用的な解法の習得が不可欠です。
具体的には、「客観的読解法」により、問題文を客観的に分析して出題者の意図を正確に把握する技術を学べます。
また、「解法パターン」では、初見の問題でも論理的に最適な論証を選択し、効率的に解答を構成する方法が分かります。
これらの技術は、他のどの予備校でも学べません。
特に社会人受験生とって、個別の論点を暗記するよりも、幅広く応用できる思考方法を身につける方が効率的です。
4-3:司法試験とは違う予備試験特有の傾向が分かる
「ヨビロン」で学習すれば、司法試験とは違う予備試験特有の出題傾向と対策方法が分かります。
予備校の中には、司法試験と予備試験を区別せずに試験対策を指導するところもあります。
そのため、誤った出題頻度を伝えられ、それを参考にした受験生が本番で全く対応できないケースも発生しているのです。
司法試験と予備試験では出題傾向や求められる解答レベルが大きく異なるため、予備試験に特化した対策が必要不可欠です。
特に社会人受験生は、学生に比べて試験情報を集めにくいという不利な点があります。
そのため、予備試験の特性を正確に理解して効率的な対策を立てるためにも、「ヨビロン」が大いに役立ちます。
4-4:網羅性の高い業界唯一の論証集
「ヨビロン」は、予備試験1桁合格者が100%制作した業界唯一の論証集です。
最新判例も予備試験で使える形で論証化し、さらに他の予備校が論証として載せていない論点も数多く論証化しているため、圧倒的な網羅性を誇っています。
百選のすべての判例を徹底解説し、民事訴訟法の「ヨビロン」では業界最多の論証を掲載しています。
さらに、他予備校の間違った論証も正しく解説され、本番で使いやすようにコンパクトかつ実践的にまとめられているのが特徴です。
「ヨビロン」の論証集を活用することで、効率的な学習が可能になるだけでなく、論文式試験での得点力を大幅に向上させられるでしょう。
まとめ|社会人が予備試験の予備校を選ぶときは講師と教材の質を見極めよう
社会人が予備試験対策の予備校を選ぶ際は、限られた時間で最大の学習効果を得るために、特に講師の質と教材の信頼性を重視して判断しましょう。
社会人は時間がない分、無駄な学習を避け、本当に効果があるものだけに集中して時間を使う必要があるからです。
「ヨビロン」は、予備試験1桁合格者が100%制作に携わっており、予備試験特有の出題傾向や最新の判例にも対応した、網羅性の高い業界唯一の教材です。
さらに、試験本番で初見の問題にも対応できる、「客観的読解法」や「解法パターン」といった独自ノウハウも学べます。
今なら、以下のLINE登録により、「解法パターン」とその活用方法などを解説した動画が無料でご覧いただけます。
ぜひ、最難関試験合格への第一歩として、お役立てください。
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